ETM トレースを開始するには
C-SPYを開始する前に、デバイスにトレースポートをセットアップする必要があります。一部のデバイスでは、これはトレースロジックを有効にすると自動的に行われます。ただし、Arm 7またはArm 9に基づいたAtmelおよびSTデバイスなど一部のデバイスでは、トレースポートを明示的に設定する必要があります。これは、C-SPYマクロファイルを介して行います。こうしたファイル (
ETM_init*.mac)の例は、サンプルプロジェクトにあります。マクロファイルを使用するには、[プロジェクト]>[オプション]>[デバッガ] >[設定]>[マクロファイルの使用]を選択します。マクロファイルを指定します。参照ボタンが使用できます。ハードウェアでトレースシグナルに使用されたピンは、アプリケーションでは使用できません。
デバイスでETRを使用している場合、[プロジェクト]>[オプション]>[デバッガ]>[追加オプション]タブのETRトレースバッファメモリレイアウトを指定します。使用可能なパラメーターは次のとおりです。
‑‑macro_param etrramトレースストレージに使用するRAM領域の開始(
0x040A0000など)。指定しない場合、ETRトレースの代わりにETBトレースが使用されます。‑‑macro_param etrsizeトレースストレージに使用するRAM領域のサイズ(
0x60000など)。‑‑macro_param etrportETR RAMにアクセスするために使用するアクセスポート(
1など)。指定されておらず、ETRが有効になっている場合、コアへのアクセスに使用されるポートが使用されます。
C-SPYを起動して、C-SPYドライバのメニューから[ETMトレース設定]を選択します。表示される[ETMトレース設定]ダイアログボックスで、デフォルト設定を変更する必要があるか確認します。
[トレース]ウィンドウ(ドライバ固有のメニューからアクセス)を開き、
[有効化]ボタンをクリックしてトレースデータの収集を有効にします。[設定の編集]ボタンをクリックして、[ETMトレース設定]ダイアログボックスを開きます。ETMレジスタとピンが正しく初期化されて、デバッグプローブがトレースクロック(TCLK)を受信していることを確認します。ダイアログボックスにトレースクロック周波数(デバッグプローブにより受信)が表示されます。[キャンセル]をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。
実行を開始します。ブレークポイントがトリガされたなどの理由で実行が停止したときは、[トレース]ウィンドウにトレースデータが表示されます。詳細については、トレース ウィンドウを参照してください。