外部インタフェースの詳細
アセンブラは、IAR Embedded Workbench IDEまたはコマンドラインから使用できます。IAR Embedded Workbench IDEからのアセンブラの使用については、プロジェクト管理およびビルドのユーザードキュメントを参照してください。
アセンブラ呼出し構文
アセンブラの呼び出し構文は次のとおりです。
iasmarm [options][sourcefile][options]たとえば、prog.sというソースファイルをアセンブルする場合は、以下のコマンドを使用して、デバッグ情報を含むオブジェクトファイルを生成します。
iasmarm prog -r
デフォルトでは、 IAR アセンブラ for Armは、ソースファイルのファイル拡張子として s asm、msa を認識します。 アセンブラ出力のデフォルトのファイル名拡張子は oです。
通常、コマンドラインでのオプションの順序は相互にもソースファイル名に対しても重要ではありません。ただし、-Iオプションを使用する場合は例外であり、ディレクトリの検索はコマンドラインに指定した順序で行われます。
コマンドラインから引数なしでアセンブラを実行する場合、アセンブラのバージョン番号と利用可能なすべてのオプション(簡単な説明を含む)がstdoutに転送され、画面に表示されます。
オプションの受渡し
オプションをアセンブラに受け渡すには、次の3つの方法があります。
コマンドラインから直接渡す方法
コマンドラインで、
iasmarmコマンドの後にオプションを指定します(アセンブラ呼出し構文を参照)。環境変数経由で渡す方法
アセンブラは、各アセンブリで必要なオプションを指定する便利な方法として、環境変数の値を各コマンドラインに自動的に付加します(環境変数を参照)。
-fオプションを使用してテキストファイル経由で渡す方法(-fを参照)。
オプションの構文の一般的なガイドライン、オプションの概要、各オプションの詳しい情報については、アセンブラオプションを参照してください。
環境変数
環境変数 | 説明 |
|---|---|
| コマンドラインのオプションを指定します。例: |
| インクルードファイルを検索するディレクトリを指定します。例: set |
たとえば、次の環境変数を設定すると、常にtemp.lstという名称のリストファイルが生成されます。
set IASMARM=-l temp.lstコンパイラおよびリンカで使用する環境変数について詳しくは、『環境変数』を参照してください。
エラーリターンコード
IARアセンブラをバッチファイル内から使用する場合、次に行うステップを決定するために、アセンブリが成功したかどうかを判断しなければならない場合があります。このため、アセンブラはこれらのエラーリターンコードを返します。
リターンコード | 説明 |
|---|---|
| アセンブリは成功しましたが、ワーニングが発生している場合があります。 |
| 警告が発生しました( |
| エラーが発生しました。 |
| 致命的なエラーが発生したためアセンブラが停止しました。 |