CMSIS 統合(32 ビットモード)
警告
このメカニズムは非推奨であり、今後のバージョンでは削除される可能性があります。CMSISをサポートした新しいプロジェクトをセットアップするには、CMSIS-Packマネージャを使用します。
arm\CMSISサブディレクトリには、CMSIS (Cortex Microcontroller Software Interface Standard) およびCMSIS DSPヘッダとライブラリファイル、ドキュメントが含まれます。詳しくは、developer.arm.com/tools-and-software/embedded/cmsisをご覧ください。
特殊なヘッダファイルinc\c\cmsis_iar.hが、現行バージョンのIAR C/C++コンパイラのCMSIS版として用意されています。
注記
CMSISは64ビットモードではサポートされていません。
CMSIS DSPライブラリ
IAR Embedded Workbenchには、arm\CMSIS\Lib\IARディレクトリにビルド済のCMSIS DSPライブラリが用意されています。
Armv7-M MCUのライブラリファイルの名前は次のように作成されます:
iar_cortexM{0|3|4|7}{l|b}[s|f]_math.a{0|3|4|7} はCortex-M派生、{l|b}はバイトオーダーを選択し、[s|f]は、ライブラリが 単精度/倍精度FPU(Cortex-M4およびCortex-M7のみ)にビルドされることを示しています。
Armv8-M MCUのライブラリファイルの名前は次のように作成されます:
iar_MCUl[d][fsp|fdp]_math.aMCUはMCU 派生 (ARMv8MBL (M23) または ARMv8MML (M33/M35P)を選択し、l はリトルエンディアンを示し、[d]はDSP命令のサポートを選択し、[fsp|fdp]は、ライブラリが単精度/倍精度FPUにビルドされることを示しています。
注記
Armv81 (M55) MCUはこのメカニズムではサポートされていません。
CMSIS DSPライブラリのカスタマイズ
CMSIS DSPライブラリのソースコードが、arm\CMSIS\DSP_Lib\Sourceディレクトリに用意されています。カスタマイズされたDSPライブラリをビルドするために用意されたIAR Embedded Workbenchプロジェクトは、arm\CMSIS\DSP_Lib\Source\IARディレクトリにあります。
コマンドラインでのCMSISを使用したビルド
ここでは、CMSIS互換のアプリケーションをコマンドライン上でビルドする例を示します。
CMSISのみ(DSPライブラリなし)
iccarm -I $EW_DIR$\arm\CMSIS\Include
DSPライブラリあり、Cortex-M4、リトルエンディアン、FPUあり
iccarm ‑‑endian=little ‑‑cpu=Cortex-M4 ‑‑fpu=VFPv4_sp -I $EW_DIR$\arm\CMSIS\Include $EW_DIR$\arm\CMSIS\DSP\Include -D ARM_MATH_CM4 ilinkarm $EW_DIR$\arm\CMSIS\Lib\IAR\iar_cortexM3l_math.a
IDEでのCMSISを使用したビルド
[プロジェクト]>[オプション]>[一般オプション]>[ライブラリ構成]を選択して、CMSISのサポートを有効にします。
有効にすると、CMSISのインクルードパスとDSPライブラリが自動的に使用されます。詳細については、ライブラリ設定』を参照してください。