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IAR Embedded Workbench for Arm 9.70.x

コンパイラ出力

このセクションの内容:

コンパイラでは、以下の出力を生成できます。

  • リンク可能オブジェクトファイル

    コンパイラが生成するオブジェクトファイルは、業界標準形式であるELFを使用します。デフォルトでは、オブジェクトファイルはoのファイル名拡張子を持ちます。

  • リストファイル(オプション)

    コンパイラオプション-lを使用して、さまざまな種類のリストファイルを指定できます(-lを参照)。デフォルトでは、これらのファイルのファイル名拡張子はlstです。

  • プリプロセッサ出力ファイル(オプション)

    --preprocessオプションを使用すると、プリプロセッサ出力ファイルが生成されます。デフォルトでファイル拡張子は、iとなります。

  • 診断メッセージ

    診断メッセージは、標準エラーストリームに転送されて画面上に表示されるほか、オプションのリストファイルにも出力されます。診断メッセージの情報については、診断を参照してください。

  • エラーリターンコード

    これらのコードは、バッチファイル内で評価可能なステータス情報をオペレーティングシステムに提供します(エラーリターンコードを参照)。

  • サイズ情報

    関数およびメモリごとのデータに対して生成されたバイト数に関する情報が標準出力ストリームに転送され、画面上に表示されます。

    モジュール間で共有できる関数またはデータオブジェクトは、sharedとして報告されます。このような共有が2つ以上のモジュールで発生した場合、1つの関数/データオブジェクトのみが保持されます。たとえば、インライン関数がインライン化されない場合があります。これは、これらの関数が共有とマークされていて、各関数の1つのインスタンスしか最終的なアプリケーションにインクルードされないためです。この仕組みは、特定の関数や変数に直接的には関連しないコンパイラ生成コードやデータで、最終的なアプリケーションには1つのインスタンスしか必要とされない場合にも使用されることがあります。