プロジェクトのビルドの概要
プロジェクトのビルドについての概要
ビルドプロセスは以下のステップで構成されます。
オプションダイアログボックスを使用したプロジェクトオプションを設定する
アプリケーションプロジェクトまたはライブラリプロジェクトのいずれかでプロジェクトをビルドする
ビルド中に検出されたエラーを修正する
ビルドプロセスをより効率的にするために、バッチビルドコマンドを使用できます。これにより、1 回の操作で複数のビルドを実行できます。必要に応じて、ビルド前とビルド後のアクションを指定することもできます。
IAR Embedded Workbench IDEを使用してプロジェクトを構築するほか、コマンドラインユーティリティiarbuild.exeを使用することもできます。
アプリケーションとライブラリプロジェクトのビルドの例については、 インフォメーションセンターのプロジェクトエクスプローラ のチュートリアルを参照してください。ライブラリプロジェクトのビルドに関する詳細は、 IARアーカイブツール — iarchive
ツールチェーンの拡張
IAR Embedded Workbenchには、標準のツールチェーンを拡張できる機能ーカスタムビルドーが用意されています。この機能を使用して、外部ツール(IAR以外のベンダが提供するツール)を実行することができます。プロジェクト内の特定のファイルが変更されるたびに、その外部ツールを実行させることができます。
カスタムツール設定 ページでカスタムビルドオプションを指定した場合、ビルドコマンドは、外部ツールとその関連ファイルを、 IAR Embedded Workbench IDE内の標準ツールとその関連ファイルと同様に扱います。外部ツールとその入力ファイルと生成される出力ファイルの関係は、C/C++コンパイラ、 cファイル、 hファイル、および oファイルの関係と同様です。カスタムビルドオプションの詳細については、カスタムビルドオプションを参照してください。
外部ツールへの入力として使用するファイルのファイル名拡張子を指定します。プロジェクトを最後にビルドしてから入力ファイルが変更された場合、 cファイルが変更された場合にコンパイラが実行されるのと同じように、外部ツールが実行されます。同様に、追加の入力ファイル (インクルードファイルなど) の変更も検出されます。
外部ツールの名前を指定する必要があります。また、外部ツールに必要なコマンドラインオプションと、外部ツールによって生成される出力ファイルの名前を指定することもできます。一部のファイル情報には引数変数を使用できることに注意してください。
プロジェクトツリーの任意のレベルにカスタムビルドオプションを指定できます。指定したオプションは、プロジェクトツリーのサブレベルから継承されます。
ツールチェーンに追加できるツール
IAR Embedded Workbenchツールチェーンに追加できる外部ツールまたはツールタイプの例は次のとおりです。
LexやYACCなどの言語仕様に基づいてファイルを生成するツール
ビットマップ画像や音声データを含むファイルなど、バイナリファイルをアセンブラまたは C ソースファイルのデータテーブルに変換するツール。その後、このデータはコンパイルされ、残りのアプリケーション部分とリンクさせることができます。
詳細情報については、外部ツールの追加を参照してください。