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IAR Embedded Workbench for Arm 9.70.x

フラッシュローダの使用

このセクションの内容:

フラッシュローダの設定

アプリケーションのダウンロードにフラッシュローダを使用するには、以下の手順に従います。
  1. [プロジェクト]>[オプション]を選択します。

  2. [デバッガ]カテゴリを選択して、ダウンロードタブをクリックします。

  3. [フラッシュローダを使用する]オプションを選択します。指定したデバイスに設定されたデフォルトのフラッシュローダが使用されます。設定は、事前に定義されたboardファイルで指定します。

  4. デフォルトのフラッシュローダを上書きする、またはご使用のボードに合わせてデフォルトのフラッシュローダの動作を変更するには、デフォルトの.boardファイルのオーバーライドオプションを選択しし、編集をクリックしてフラッシュローダ設定ダイアログボックスを開いてください。*.boardファイルのコピーがプロジェクトディレクトリに作成され、それに従って*.boardファイルのパスが更新されます。

  5. [フラッシュローダの概要]ダイアログボックスでは、現在設定されているフラッシュローダをすべて一覧表示します。[フラッシュローダの概要]ダイアログボックスを参照。フラッシュローダを選択できます。あるいは、[フラッシュローダの構成]ダイアログボックスを開くことができます。

    [フラッシュローダの構成]ダイアログボックスでは、ダウンロードを設定できます。さまざまなフラッシュローダオプションの情報については、[フラッシュローダの構成]ダイアログボックスを参照してください。

フラッシュローディング機構

[フラッシュローダを使用する]オプションが選択され、1 つまたは複数のフラッシュローダが設定されると、デバッグセッションの開始時に以下の手順が実行されます。

フラッシュローダ設定のフラッシュローダごとに、手順 1 から 4 が実行されます。

  1. C-SPYでは、フラッシュローダをターゲットRAMにダウンロードします。

    RAM のサイズおよびアプリケーションイメージのサイズに応じて、手順 2 から 4 が 1 回以上実行されます。

  2. C-SPYはアプリケーションイメージからのコード/データを、ターゲットRAM(RAMバッファ)に書き込みます。

  3. C-SPYでは、フラッシュローダの実行を開始します。

  4. フラッシュローダは、RAMバッファからデータを読み取り、フラッシュメモリをプログラムします。

  5. アプリケーションイメージがフラッシュメモリに書き込まれ、起動可能になります。以降、フラッシュローダーとRAMバッファは不要になり、RAMはすべてフラッシュメモリのアプリケーションに利用できます。

フラッシュローダの中止

フラッシュローダを中止するには、以下の手順に従います。
  1. Ctrl+Shift+.(ピリオド)をしばらく押します。

  2. フラッシュローダが中止したというメッセージが、[デバッグログ]ウィンドウに表示されます。

    この方法は、たとえば実行が適切な時間内に終了しないなど、実行に関して何か問題があると思われる場合に使用できます。