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IAR Embedded Workbench for Arm 9.70.x

セクションおよびブロックの概要

このセクションの内容:

以下の表は、IARビルドツールで使用されるELFセクションおよびブロックのリストです。

セクション

説明

.bss

ゼロに初期化される静的/グローバル変数を保持します。

CSTACK

C/C++プログラムが使用するスタックを保持します。

.data

初期化される静的/グローバル変数を保持します。

.data_init

リンカディレクティブinitializeの使用時に、.dataセクションの初期値を保持。

.dynamic

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

.dynstr

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

.dynsym

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

.exc.text

例外に関連するコードを保持します。

.got

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

.hash

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

HEAP

動的割当てデータに使用するヒープを保持します。

__iar_tls$$DATA

プライマリスレッドのTLS領域を維持します。

__iar_tls$$INITDATA

TLS領域の初期値を保持します。

.iar.dynexit

atexitテーブルを保持します。

.iar.locale_table

選択したロケールのロケールテーブルを保持します。

.init_array

動的初期化関数のテーブルを保持します。

.intvec

リセットベクタテーブルを保持します。

IRQ_STACK

割り込み要求、IRQ、例外のスタックを保持します。

.noinit

静的変数およびグローバル変数__no_initを保持します。

.plt

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

.preinit_array

動的初期化関数のテーブルを保持します。

.prepreinit_array

動的初期化関数のテーブルを保持します。

.rel.dyn

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

.rel.plt

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

.rodata

定数データを保持します。

so_bss

共有オブジェクトのリンカブロックのリファレンス情報を参照してください。

so_code

共有オブジェクトのリンカブロックのリファレンス情報を参照してください。

so_const

共有オブジェクトのリンカブロックのリファレンス情報を参照してください。

so_data

共有オブジェクトのリンカブロックのリファレンス情報を参照してください。

.tbss

プライマリスレッドのスレッドローカルゼロ初期化された静的およびグローバル変数を維持します。

.tdata

プライマリスレッドのスレッドのスレッドローカル初期化された静的およびグローバル変数を維持します。

.text

プログラムコードを保持します。

.textrw

__ramfuncにより宣言されたプログラムコードを保持します。

.textrw_init

.textrwで宣言されたセクションのイニシャライザを保持します。

.uninit

共有オブジェクトのレイアウトを参照してください。

Veneer$$CMSE

セキュアゲートウェイベニアを保持します。

表110 セクションの概要  


その他のセクション

アプリケーションで使用するELFセクションのほかに、ツールではさまざまな目的で多数のELFセクションを使用します。

  • .debugで始まるセクションは一般的に、DWARFフォーマットのデバッグ情報を含みます。

  • .iar.debugで始まるセクションには、デバッグの補足情報がIARフォーマットで含まれます。

  • セクション.commentは、ファイルのビルドに使用されるツールおよびコマンドラインが含まれます。

  • .rel または .relaで始まるセクションには、ELFの再配置情報が含まれます。

  • セクション.symtabには、ファイルのシンボルテーブルが含まれます。

  • セクション.strtabには、シンボルテーブルのシンボル名が含まれます。

  • セクション.shstrtabには、セクション名が含まれます。