基本的なプロジェクト設定
このページ では、使用しているArmデバイスのベストコードを生成するための基本設定の概要について説明します。オプションの指定は、コマンドラインインタフェースやIDEで行えます。コマンドラインで、それぞれのオプションを別々に指定する必要がありますが、IDEを使用する場合は、ほとんどのオプションが、一部の基本的なオプションの設定をもとに自動的に設定されます。
以下の設定が必要です。
プロセッサ設定。すなわち、派生プロセッサ、CPUモード、インターワーク、VFPおよび浮動小数点演算、バイトオーダの設定です。
最適化設定
ランタイム環境(ランタイム環境の設定を参照)
ILINK設定のカスタマイズ(リンクについてを参照)。
これらの設定に加えて、その他の多数のオプションや設定により、結果をさらに詳細に調整できます。オプションの設定方法の詳細、および利用可能なすべてのオプションの一覧については、それぞれのコンパイラオプション、リンカオプション、および『プロジェクト管理およびビルドのユーザードキュメント』をそれぞれ参照してください。
速度とサイズの最適化
不要なコードの削除や定数の伝播、インライン化、共通部分式除去、静的クラスタ化、命令スケジューリング、精度調整などを実行するコンパイラのオプティマイザ。また、展開や帰納変数の削除などのループ最適化も実行します。
複数の最適化レベルから選択できます。最高レベルでは、目的のサイズ、速度、またはバランスの間で異なる最適条件を選択できます。ほとんどの最適化で、アプリケーションのサイズ縮小と高速化の両方が実現されます。しかし、効果が得られない場合は、コンパイラはユーザが指定した最適化目標に準じて、最適化の実行方法を決定します。
最適化レベルと目標は、アプリケーション全体、ファイル単位、関数単位のいずれのレベルに対しても指定できます。また、関数インライン化などの一部の最適化を無効にすることもできます。
コンパイラの最適化と効率的なコーディングテクニックの詳細は、組み込みアプリケーション用の効率的なコーディングのを参照してください。