アセンブラの診断
次のページでは、診断メッセージの書式および診断メッセージが異なる重要度に分けられる方法について説明しています。
メッセージフォーマット
すべての診断メッセージは、オプションのリストファイルに出力されるとともに、画面に表示されます。
メッセージはすべて、説明を要しない完結型のメッセージとして出力されます。このメッセージでは、正しくないソース行が示されます。また、問題が検出された場所へのポインタ、その後にソース行番号と診断メッセージが続きます。インクルードファイルが使用されている場合、エラーメッセージの前には、ソース行番号と現在のファイルが示されます。
ADS B,C ‑‑‑‑‑‑‑‑‑‑-^ "subfile.h",4 Error[40]: bad instruction
重要度
Arm用IARアセンブラが生成する診断メッセージには、ソースコード上に存在する、もしくはアセンブリ時に発生する問題やエラーが表示されます。
診断オプション
アセンブラの警告メッセージ
アセンブラの警告メッセージは、プログラミングのエラーや省略によって生じたと思われる構文をアセンブラが検出したときに生成されます。
コマンドラインエラーのメッセージ
コマンドラインのエラーは、アセンブラが不適切なパラメータで呼び出された場合に発生します。 よくある状況としてはファイルを開けない、あるいはコマンドラインが重複している、スペルミスがある、またはコマンドラインオプションが見当たらないなどがあります。
アセンブラのエラーメッセージ
アセンブラの致命的なエラーメッセージ
アセンブラの致命的なエラーメッセージは、ソースをそれ以上処理することが無意味とみなされるほど重大なユーザーエラーがアセンブラで見つかったときに生成されます。診断メッセージが出力された後、アセンブリは直ちに中止されます。これらのエラーメッセージは、エラーメッセージリストでFatalと示されます。
アセンブラの内部エラーメッセージ
インターナルエラーは、アセンブラでの問題が原因で、重大かつ予期しない障害が発生したことを示す診断メッセージです。
アセンブリ時には複数の一貫性チェックが内部的に行われ、いずれかのチェックに不合格となった場合には簡単な説明が出力された後、アセンブラは終了します。こうしたエラーは通常は発生することはありません。ただし、このタイプのエラーが起きた場合、ソフトウェア販売代理店かIARの技術サポートまでご報告ください。その際、問題を再現するための情報をお知らせください。この情報には、主に以下のものが含まれます。
製品名
アセンブラのバージョン番号(アセンブラの生成するリストファイルのヘッダで確認できます)
ライセンス番号
内部エラーメッセージ本文
インターナルエラーの原因となったプログラムのソースファイル
内部エラー発生時に指定していたオプションの一覧