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IAR Embedded Workbench for Arm 9.70.x

ランタイムライブラリ構成

このセクションの内容:

ランタイムライブラリには異なるライブラリ構成が付属し、それぞれの構成は異なるアプリケーション要件に適合するようになっています。

ランタイム環境の構成は、ライブラリ設定ファイルで定義します。このファイルでは、ランタイム環境に含まれる機能が定義されています。ランタイム環境で必要な機能が少ないほど、環境も小さくなります。

以下のいずれかの定義済ライブラリ構成を使用できます。

ライブラリ構成

説明

ノーマル DLIB(デフォルト)

Cロケールですが、ロケールインターフェース、ファイル記述子のサポート、printfおよびscanfでのマルチバイト文字。

フル DLIB

完全なロケールインターフェース、Cロケール、ファイル記述子サポート、およびオプションでprintfscanfでのマルチバイト文字。

表71 ライブラリ構成 


注記

これらの定義済構成に加えて、独自の構成を作成できます(独自のランタイムライブラリのカスタマイズおよびビルドを参照)。

ライブラリ構成を明示的に指定しなければ、デフォルトの構成が使用されます。ビルド済ランタイムライブラリを使用する場合、ランタイムライブラリに合った構成ファイルが自動的に使用されます。ランタイム環境の設定を参照してください。

注記

Libc++ライブラリを使用する場合は、自動的にフル設定になります。. これが、Libc++に存在する唯一の設定です。

デフォルトのライブラリ構成をオーバライドするには、以下のいずれかの方法を使用します。
  1. 希望するビルド済構成を使用して、ランタイム構成を明示的に指定します。

    注意

    [プロジェクト]>[オプション]>[一般オプション]>[ライブラリ構成]>[ライブラリ] を選択して、デフォルト設定を変更します。

    危険

    ‑‑dlib_configコンパイラオプションを使用します(‑‑dlib_configを参照)。

    ビルド済ライブラリは、デフォルト構成を使用してビルドされています(ランタイムライブラリ構成を参照)。

  2. 独自のカスタマイズしたライブラリをビルドした場合、独自の構成を使用するには[プロジェクト]>[オプション]>[一般オプション]>[ライブラリ構成]>[ライブラリ]を選択して、[カスタム]を選びます。詳細については、独自のランタイムライブラリのカスタマイズおよびビルドを参照してください。